6/25/2014

Sewing Of Pullover Navy Shirt

前身頃には、予めポケットとフラップをつけます

前立てと襟が一体化されたパターン。見返し処理はロックではなく、7mm巾三ツ巻

C.Bのノッチ

接着芯はフラシ。こなれた雰囲気に仕上がります




襟のノッチと後身頃のノッチがバッチリ合えば合格です。



襟を両割りしてひっくり返し、折り返し量を取りながらピン打ち


複雑な襟付け、一般的なシャツより、ある意味手間がかかります



コバステッチを。約3mm程多めにとっております

どこもツる事無く綺麗に縫います

目打ち先、先程の3mm多く取ったコバstが綺麗に入っているのがわかります

襟が綺麗に収まり、次は見返し、身頃切り返しを合わせていきます

オリジナルはロック始末ですが、こちらは袋縫い始末です

まずは前上身頃と前下身頃を表向きで地縫いします。15mmの縫い代に対し、ここでは約6mmを。

15mm-6mm=9mmと言う事で、生地厚みを1mm考慮し8mm巾のたたきを。

まずはアイロンできっちり割り

後にひっくり返してきっちりプレス。

8mm巾にバーを設定してたたきます。

柄合わせも逆算して裁断しております。ボーダーピッチを変える事無く、綺麗に切り返しができました。

裏から見るとこうなります。全体をロック始末ではなく、巻き縫いや袋縫いなどにFIXしているので洗濯を重ねてもほつれる心配がありません。

袖は縫い代、袖口を予めプレスしておいきます。

プレスが取れ易い生地なのでテープでとめておきます。

一気にアーム、脇の巻き縫いまできてしまいました。やく9cmほどはいる裾にスリットが良い感じです。

このような作業を繰り返し、他の色も進めます。このような単色は、ボーダー、柄物に比べ、比較的スムーズに作業が進みます。



 以上、Sewing Pullover Navy Shirtでした。
一般的なシャツに比べて、カフスも無いですし、袖も半袖なので、全体的な縫製時間は
短縮されますが、その分切り返しや襟の手間がもの凄いシャツです。
なかなか縫製の裏側を見る事は出来ないと思いますが、traditionはすべてハンドです。
このような行程を経て、お客様に安心して着て頂ける商品を日々メイクしております。

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Tradition Mills / トラディション.ミルズ
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