3/12/2014

AL No'1 SHIRT "BLUE CHAMBREY"








                                                                         












ストールは別売です


AL No'1SHIRT made by hand
Color : 5oz Blue Chambrey
Size : M
Price : ¥20.000- (Tax in ¥21.000-)

先日のONE DAY MARKETでデビューした新作のご案内です。
AL No'1SHIRTは、traditionのニュースタンダードモデルです。
生地は岡山県産5ozインディゴブルーシャンブレー。縦糸が淡いインディゴに対し、横糸の晒糸は白ではなく、薄茶色に近い生成りになっており、全体的にくすみがかったインディゴシャンブレー、といったイメージの生地で5oz、通年着れるちょうど良い生地の厚みになっております。
全体的に細目の綿縫製糸を使用しつつ、1インチ間9針と、割と粗いピッチを意識した縫製です。
襟はコンパクト過ぎず、大ぶり過ぎず、中間のバランスを算出し、パターンの落とし込んでいます。第一釦を開けるとワイドスプレッド気味にひらく襟は、台襟のスクエア感と相まって、非常に綺麗で、かつ飽きのこない大人のシルエットを意識しました。

また特徴的な1ポケットですが、シンプルな部分だからこそ、好みが出易くなります。
大きさ、角度一つで購入意欲が無くなってしまう、と言う事が私自身、他の洋服を買う時に良くあります。
では、私の物作りの解釈でポケットをデザインすると、と考えた時に、通常の5角計ではなく、6角形にV字の切り返しのパターンでサンプル製作にはいりましたが、非常に良くはまりました。さらにV字の字の目を縦ではなく横取りにすることで、生地、縮率に変化を与え、独自のシワが生まれる様な設計にしております。

スリーブはバルーンスリーブの様に太めに取りながら、カフスで2本のおおきな立体ダーツにより運動量を稼いでおります。カフスの付け根、2本ステッチの内側は芯押えになりますが、芯は入れておりませんのでフェイクステッチになります。

脇線からマチにかけてのラインが、とにかくこのシャツの大きな特徴になっております。
脇からマチにかけて、一瞬絞りが入りますが、マチ付近から、いきなりせり出す様に外側に向かいます、そこからラウンドテールがゆっくりと半円を描く様に前立てに向かいます。前立て一番下は、余った生地を三角に織り込んで処理しております。

裾にはFABRIQ SHRINAGE LESS THAN 3%の不滅インクスタンプを。
これはそのままの意味で縮率を意味する証明スタンプになります。
(縮後-縮前)÷縮前×100で生地の縮率を出していきます。
この場合、縮率後の着丈が71cになり、パターン寸法は72.5cになります。
(71−72.5)÷72.5×100=2.172%になり、3%未満というスタンプ証明になります。

最後に釦になりますが、こちらは定番でつかっている高瀬釦13mmになります。
ポリ釦と違い、自然の貝を加工している為、一つ一つ厚さが異なり、角度によって豊かな表情を与える高価な釦です。
また釦ホールですが、釦ホールには厳密には2種類あります。一つはパール穴。これはかがっている部分が中央で盛り上がって縫う穴で、本来はドレスシャツ、モード系のメーカーで多様される、比較的綺麗目を意識した工場で縫製した結果。。となります。
もう一つはウィップ穴と呼ばれるかがりが真っ平らに縫う穴。これはワークシャツや作業着といったものによく使われます。ヴィンテージ物をよく目をこらして見ると、間違いなくこの穴の仕様になっているでしょう。これらはワークシャツ工場背景で縫製されたシャツ、の手がかりとなり、他の特殊ミシンの背景まで想像ができる、なんて話になります。。 話はそれましたがこのボタンホールは後者であり、通常は加工途中に糸が切れない様にスパン糸(ポリ糸)の使用が主になります。しかし、traditionでは綿糸を直接業者に持ち込み、無理を言って綿糸で開けてもらい、尚かつ粗めの振り巾にして頂いております。切れないか心配だ、と加工して下さるオーナーはおっしゃいましたが、さすがです、非常に綺麗な上がりになりました。

一年を通しての着用と、裾をタックイン、アウトができる設計、首周りは第一釦を閉めても苦しくならない程度のサイズで天巾も低くなり過ぎすスタイリッシュ。肩幅、身幅も絶妙な一で仕上げており、何系にもはまらない、どんなスタイルにも収まりが良く、永く付き合える商品となっております。

どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
Size:M
肩幅44.5c
身幅56.5c
袖丈64.5c
着丈71c
裄丈86.5
首周り41.5c
カフス巾10.5c


Size:S、Size:Lに関しましては受注で生産致しますので
ご希望の方はお問い合わせ下さい。
納期に関しまして、順次生産致しますので、少々お時間を頂きます。
何卒、ご了承下さいませ。


ORDER MAIL

Tel 090-1110-7450  (月曜日〜土曜日am10:00〜pm18:00 担当梅津)

ONE DAY MARKET

先日のONE DAY MARKETにご来場頂いた御客様、改めて有り難う御座いました。
当日は、OPENと同時に多くの来場者に恵まれ、終止賑わいが耐えない、
充実した一日となりました。



           










今回は、展示オーダー形式ではなく、数を揃えての初の即売会、といった内容でした。
はりのあるブロードシャツ、ヘリンボーンシャツ2色、シャンブレーシャツ、シンチバックベスト3色、ストール、チーフ合計5色と言うラインナップでした。

新たな出会いや、久々の再会など、充実した内容の中に、
次なる課題も見えて来ました。

次回もご期待下さい。



2/15/2014

ONE DAY MARKET

来月3月9日(日)一日限りになりますが、原宿にて合同出店、参加させていただきます。
直営店や卸先さんが無いブランドは恐らく私だけにはなりますが、フルラインナップで
皆様にご覧頂ける貴重な機会と、昨年末から仕込みを始めて参りました。

結果としてシャツが中心となりそうです。
今までさんざんシャツを作って来ましたが、もうこれ以上は無い状態、まで達した
AL NO'1 SHIRTを80番手双糸ブロード素材の晒白にてご提案させて頂きます。
ご期待下さい、言いたくはありませんが、相当な良さです。
パターン完成まで数ヶ月、ハンドでやれるギリギリの縫製、
シャンブレーシャツの様な扱いに似た保有感覚、そしてしなやかさとゴワツキが
癖になる素材です。もちろん縫製糸、針番手、運針まで拘っております。
商品詳細は後日アナウンスさせて頂きますが、筋肉質な体系(マッチョは無理)や
腕が一般の方より長く袖丈がいつも合わない、など多くの方の体系も
カバー出来る様な着心地も追加ポイントになっております。

そしてtraditionでは、もはやお馴染みとなったVESTにも新型で着手致します。
ドレス寄りを意識した6釦、おそらくウェルトポケットを4配置。
今から型紙を起こします。

その他、HOSPITAIL JKの進化系JK、小物、新型帆布トートバッグなど
間に合わせたい物もおおく、どれが間に合うかはわかりませんが、
来て頂く御客様には、満足頂けるまで商品説明をさせて頂くつもりです。

なぜこの縫製でこの仕様に至ったのか、そしてこの値段になるか等の全てに理由が
あります。
ありふれた商品が混在する中で、traditionが一番伝えたい事は、全て手間を惜しまない
手作業による商品を、今のこの時代に提案している事。

ハンドメイドと言うと、一昔前まで恥ずかしいとも似た、お手製感やチープ感、
ガタガタ縫いが逆に温もり、を歌うような、私にとっては接客もしにくい、割と
ネガティブな、正直格好よろしくはない印象があるもの。

しかしtraditionが着手しているMADE by HANDは全く別物になります。
ハンドメイド=高級品
その贅沢なカテゴリーにあえてトライし、最後の一滴まで振り絞ったようなアイテムを
提案しております。
お金を頂く以上、いっさいの妥協を許しません。
traditionは型紙、縫製に関しまして、1mmの誤差も許しません。

今回は展示ではなく、一般の御客様向けのイベントになっております。

私以外のブランドは、全てキャリアある先輩方ばかりです。

ぜひ、皆様のお越しをお待ちしております。



ONE DAY MARKET

2014.3.9 SUN

OPEN 12:00~19:00
〒150-0001
東京都渋谷区新宮前3-20-2
DESIGN FESTA GALLERY east101







AL NO'1 SHIRT broadcloth 80/2

























1/05/2014

WOOL HOSPITAIL JK

 ~謹賀新年~昨年は格別 の御厚情を賜り、厚く御礼を申し上げます。本年も 何とぞ昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い申し上げます。皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈り致します。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

さて、新年一発目は、昨年紹介しきれなかったものから、WOOL HOSPITAIL JKのご紹介です。

初のテーラードJK型のスタイルですが、ワークジャケットの縫製工場でも縫えるJK、を意識してパターンからおこしました。

前立て4つ釦、ラペルにはフラワーホールではなく、実際のホールを釦のサイズを変えて
配置しております。
実際私自身、この手のJKを意識して見ると、ラペルの巾や角度、ポケット型、配置、その他基本シルエット等、探すとなかなか好みのタイプは見つかりません。
もし作るなら、理想の集合体を、と思いカタチにしました。

段返りラペル、大型見返し、樽型パッチポケット、ウエスト部分のホールド感を高めるヘリンボーンの太巾面テープ、ナットチェンジ釦、2P立体アーム、2P立体身頃、割ラペル、アームホールのイセコミなど、個人的には見所満載なJKに仕上がりました。

深めなグリーンと茶色の中間の様な上品なカラー、ウール素材になります

ウエストで強く絞っているのがわかります。センターベンツ。
襟を立てても様になりJK、を心がけました
前立てはかなり大きくとっており、型くずれを防ぎます。各所始末をパイピングしており、非常に手間と時間がかかる仕様です。
裏地をつけた方が豪華、と思われるかたも居ますが、逆です。裏地をつけた方が手抜きが出来き、ある程度縫製の苦手な部分を隠せます。しかし、こうような仕立ては、企画内容、縫製技術が非常に大事になります。
かなり前下がりになっているフロントテール。アームの立体に前にふっています。アームのイセコミは1.5c〜2c。
襟を立てた時に型くずれしない様に、芯止めのステッチを縦方向に10本、半円型を5本入れます。7mm巾均等に入れるのはかなりの手間を要します。また割仕様のラペルも見所の一つです。
アームのみ着脱のし易さを考慮しキュプラの二枚仕立てに。
強く絞ってウエスト、斜めに入る太めなダーツはウエストポケットの中に突き刺さるように入ります。

非常に肉厚、俗に言うヘビーメルトンです。
なかなか量産となると限られるJKですが、、。
非常に良いシルエットに仕上がりました。