5/13/2012

Us Navy Jumper UP!

 us navy jumperが縫い上がりました。
ただいま雰囲気にあうチェンジボタンを探しているため、まだ未完成状態ですが
全体の感じだけでも伝わればと思います。




                  
 一般的なデッキジャケットより、ポケットを中央寄せ、さらに高い位置に
配置しました。少し変わった印象に成ります。
 通常のデッキジャケットは平面パターンですので、腕も何の曲線もありません。
traditionでは、立体アームを提案します。丁度ひじあたりがぷっくらと曲線を描いております。運動量も多く、ひじがまげやすくなってます。
 そしてセンターベンツの追加。裾から18cのあきです。ちょうど着ると腰の位置にあきどまりがきます。これにより、腰回りの動きやすさ、各ポケットへのアクセスのしやすさはもちろん、デザイン的にもぐっと大人っぽい雰囲気になります。
そしてカフスの追加も。オリジナルは 裾と同じ巾で、ただの三巻仕様ですが、前立てと同じ5c巾にあわせ、空きどまり12cの少し大きめのカフスに設定しております。
 カフス裏に裏地使いの共地を。見た目の効果も良いですが、なにより白いシャツに
インディゴの色移りを防ぎます。
パッチポケットはグレーディングをしないままワザとこのサイズに落とし込んでいるので
少し大きめです。
オリジナルには無い最大の特長は内ポケットの追加です。
私のなかでずっとある考えで、数万円払う、買うジャケットの基準として、どこか一つでも安心感があるポケットが必ずついている事でした。それはファスナーであろうと、スナップボタンでろうと何でも良く、とにかく大事な物が落ちない事。その要素が購入するかしないかの基準なのです。

このようなシンプルなジャケットには、あまり多くのディテールは盛り込みたくはありません。間違いなく一過性の商品企画と成り、いつか飽きる、着ても盛り上がらない等に
成りかねない中で、ギリギリをついた部分だと思います。


表のポケットステッチの2c中を同じ形でファスナー付きにしました。

共地、裏地使い。ここがポイントになります。
表地使いだと飽きます。必ず飽きます。裏地使いにする事により、目立ちません、そして
少しオシャレな空気感に、どこか気取らずぬけた感じも出ていると思っております。
ファスナーは42TALONZIPです。両玉ブチ布はあえてスレキ使いにして古ぼけた
アクセントを。程よい気合いで見えない部分に出来るだけの自分の発想を盛り込んで
いくのがtraditionです。
iPhone がすっぽりはいるサイズです。中でおよぐ事もありません。
ファスナーをしめても、コードだけは出せます。
セットアップならロングではなく、ショートパンツにカットして、レザーシュースなど
合わせたいですね。
首もとです。Tシャツはもちろん、このようなシャツもよいですね。
もう少し薄いブルーのシャツ、もしくはホワイト、ベージュ系のインナーでも。
シャツ+ネクタイでもハマると思います。

tadition.Mfg
Lot303  Us Navy Jumper Size 38(M) ¥28.000-
肩幅44c
身幅55c
袖丈61c
着丈69c
袖口12c

オーダー頂いてから一週間〜10日後の納品となります。 
オーダー確認後、商品代金入金確認出来次第、縫製に入ります。順番にご案内させて頂きますので、お客様のご理解、何とぞ宜しく御願い致します。
(ボタンは亜鉛ダイキャスト 黒のアンカーチェンジボタン予定)
質問など、どうぞお気軽に御連絡下さい。

mail   tradition.mfg@gmail.com
phone 090-1110-7450 (am10:00〜pm18:00 梅津)

5/10/2012

A rainy day

US NAVY JUMPER

今回はヒッコリーで企画しました。
何度か使用した生地ですが、目が疲れます。酔った錯覚のような
クラクラとしてくるインディゴと白地のストライプ状の生地です。

レプリカと言っても、忠実なパターンコピーだと思うカッティングが多々あり
勉強になりました。
また定規も新調し、非常になめらかなカーブに感動しております笑










ポケットは高めの位置が良さそうですね。

5/07/2012

Us Navy Jumper

サンプルでレンタル中のUS NAVY JUMPERです。
ダンガリージャンパー、デッキジャケット等、よく考えると何通りか呼び名がある
ジャケットです。
最大の特徴はヘチマカラーと呼ばれる、前立てと合体した襟の形状。
台襟が無いので、極端に襟にボリュームが出ません。特にやせ形体系の方は敬遠されがち
だと思います。

また、数多くのメーカーからサンプリングネタとして使われる第二次世界大戦中
の代名詞と言えるジャケットです。

個人的な感触として、ここにきてまたデニム熱は確実に高まってますが、その中でも
原点回帰的な傾向が高く感じます。 US NAVYといえば、ダンガリー、シャンブレー、
デッキパンツ、CPOシャツ、ホワイトキャップ等のイメージですが、なんと言っても
アンカー(イカリ型)ボタン、マーク等のディテールはメンズより、レディース方面の
浸透具合は、相当昔からあったように思えます。そう考えると、今年は男性物も女性物も
似たようなメーカー展開傾向があるのではないかと考えたりします。






大量生産前提のパターン、縫製仕様。
チェンジボタン5個、パッチポケット2つ、袖、裾ともに三つ巻の3cステッチたたき。
2本針ミシンを駆使した、簡易ジャケット。おそらく一着縫い上げるのもそんなに
時間はかからない(専用の生産工場、環境限定であれば)アイテムだと思います。






 前立て裏は一体型の襟になってます。
なんと言っても前立てに走る2本ステッチのパッカリングが全体の盛り上がりを
引き立てております。
定番の6角型ポケット。
全体的に’簡素感’がまとまっていてオリジナルな風格があるこのテイスト。
抜け感のカタマリのようなこのジャケットを、出来るだけそのまんま、ではやりたくなく
、どこか上品さを加え、テーラードテイストのマッシュアップでパターンに落とし込み、
traditionでは初めてとなるUS NAVY JUMPERの制作を進めていきます。

5/03/2012

Woolrich woolen mills 1930's

WOOLRICH 1930's ビンテージシャツジャケットの紹介です。
織りが粗く、まったく詰まって感じが無いブロックチェックの生地です。
フロントの前あきが一番の特徴で、前あき7割くらいがジップで、一番下のみ
ボタンがつく、変わり種アイテムです。





サイズが非常に大きいのもありますが、おそらく各サイズポケットは
グレーディングされてなかっただろうと推測できる、身頃の大きさにたいして
極端に小さな胸ポケットが両サイドに。このバランスが結果的にデザインとして
受け入れられるようになったのは、昨今のアメリカンカジュアルブームの影響も
勿論受けていると思います。




 ナイロンの平織りのタグ。ここにも粗さがあって独特です
 このジップが欲しくて買ってしまう人も少なくないでしょう。
TALONZIPベル型、上についたコ止め。
ビンテージには欠かせない、年代判別と素敵なディテールです。
 箱形のBOX ENDも独特です。また右側に走る2本も茶色いステッチにも注目します。
経年変化で綿素材の黒糸が退色して茶色になったと推測しましたが、
よく見ると黒糸は黒糸でありました。つまりは部分によって配色、ならびに使うミシンで
色分けしていたのでしょう。
 カフスも非常に大きいです。ラウンドカフス、剣ボロのスクエア版といったところでしょうか。
尿素ボタンの削り出しでしょうか。ボタンホール、ボタンを縫う糸も良い色です。


今回は1930年代のWOOLRICHを紹介させて頂きました。
また機会があればUPさせて頂きます。

3/21/2012

Half Zip Round Collar Shirt (Black/Stock)

      Half Zip Round Collar Shirt

先日の展示会用に、温めていた仕様、ディティールをじっくり時間をかけて
納得のいく形で産まれたハーフジップ型のシャツです。
ハーフジップシャツとの出会いは高校一年でした。
当時は着回しも効かないし、どう着こなすのかわからず、友人に手放した
事を思い出します。

時代はだいぶ経ちましたが、今はまた良い気分になっております。
ショーツに合わせたりしても、これからの季節は面白いでしょう。


生地のオンスを考え、ラウンドカラー、ラウンドカフス部分には地縫いの
たたき縫いは排除しており、独自のツラ感を生みます。


まずはフロントの2つのポケットの存在。
割と小ぶりなパターンを目指し、ジップ中央までギリギリ寄せました。
近すぎず、離れすぎず、良いバランスです。

                            
 バックヨークには1.5cのダーツ。つまり1ダーツ3c
両方あわせて6cの背中の運動量を計算しております。
 台襟も高めです。
 ZIPはHOOKLESS製。ピンロックがついており
ジップのコマとコマの間にピンを刺して止めるコ止め仕様になっております
テープは綿、カラーはダークオリーブでtraditionらしい変化をつけます
 ヨーク裏にはステッチは出さない仕様です
 一番パターンで悩んだもちだし部分です。
なぜビンテージでも、この左側だけ糸とばしになっているのか夜中に一人で
ずっと悩んでおりました。

裏から見たもちだしです。
わかる方にはわかる筈です。



 ラウンドカフス。今回は腕まくりも計算し、イッテコイにもボタンを追加しました。

マチは今までにないくらい小さいものに挑戦しました。
 今回は両腕身ごろを1枚パネルから2枚パネルにしました。
脇線とは別に腕のちょうど後ろに、もう一本巻縫いを追加しております。
手間も時間もかかりますが良い風情が産まれます。

Size.M  ¥20,000−(Stocked)
バスト 54c
肩幅  44c
着丈  75c
袖丈  60.5c
袖口  11c

オーダー御希望の方は下記メールアドレスまで御連絡下さい。
発注後、振込確認でき次第制作に入ります。
1週間〜10日前後の納品となります。